最終日はパー3つで「64」 今平周吾は軽トレーニングでショットのキレを取り戻す | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 香妻陣一朗 -14 2 桂川有人 -14 3 星野陸也 -13 4 片岡尚之 -12 5 岩崎亜久竜 -11 6 鍋谷太一 -10 7 河本力 -9 8 杉山知靖 -8 9 H・リー -7 中里光之介 -7 順位の続きを見る
今平周吾は「64」の猛チャージ 開幕戦をトップ10で終えた(撮影:上山敬太)
<東建ホームメイトカップ 最終日◇3日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7062ヤード・パー71>
18ホールでパーはたった3つ。2018年、19年の賞金王・今平周吾が1イーグル・10バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「64」の大まくりを見せて、初陣を9位タイで終えた
パーの少ないスコアカードに「珍しいですね。パッティングが入ってくれましたし、ショットもいい手応えです」と白い歯を見せた。イーグルを奪った4番パー5は12メートルのロングパットを沈めたが、多くのバーディは2〜3メートルのパットを決めた。ダブルボギーをたたいた8番パー4は、「雨でフェースが濡れていたので滑るかな、と思ってつかまえにいったら、左に曲がりすぎてOBでした」とこちらのミスは納得済み。
昨季は「フジサンケイクラシック」で通算5勝目を挙げたが、賞金ランキング9位と3季連続賞金王を逃した。飛距離アップをにらんで筋力アップを行っていたが、今オフは「強めのトレーニングをやらずに、ラウンド中心で調整しました」と週3回程度コースに出るなど調整方法を変えて臨んだ。
強めのトレーニングをやらなくなった理由は、「(スイングの)感覚が鈍ってしまって。筋肉か脂肪か分からないですが、窮屈に感じていました」と精彩を欠くことがあった。トレーニングを軽めにしたことで「昨年は体重移動がうまくできていませんでしたが、体がスムーズに回るようになりました」とショットのキレを取り戻しつつある。
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