米国でもさすがの安定感 古江彩佳も元気に調整を行っている（撮影：福田文平）
＜JTBCクラシック 事前情報◇21日◇アビアラGC（米カリフォルニア州）◇6609ヤード・パー72＞
今季からの米ツアー本格デビューながら、ここまで3試合に出場し予選落ちなしと日本にいたときと変わらない安定感を見せている古江彩佳。今週は海外メジャー初戦「シェブロン選手権」の前哨戦となる「JTBCクラシック」に挑む。
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デビュー戦の18位タイを皮切りに30位タイ、23位タイと、トップ10こそないものの上位で争う試合が続いている古江は、80位までの選手に来季のシード権が付与される『CMEグローブポイントランキング』で、ここまでの3試合で107ポイントを獲得。現在40位としっかり圏内をキープしている。さらにその年最も活躍した新人に送られる『ロレックス・ルーキー・オブ・ザ・イヤー』のランキングでは4位と、その活躍は数字にも表れている。
ここからさらに数字を上げていきたいなか、久々の米国本土での戦いを迎える。開幕3日前となった現地時間21日（月）からコース入りすると、早くも練習ラウンドをスタート。この日同組となったのはリディア・コ（ニュージーランド）。3週前にシンガポールで行われた米ツアー「HSBC女子世界選手権」出場後に新型コロナウイルスに感染し、ディフェンディング大会だった前週の欧州ツアー「アラムコ・サウジレディス・インターナショナル」は欠場したものの、ここで元気に復帰した。そんな世界ランキング3位とのリハーサルを古江も楽しんだ。
舞台となるアビアラGCは、グリーンだけでなくフェアウェイもアンジュレーションに富みアップダウンが激しくマネジメント力が問われるコース。しかしキャディとの英語のやり取りもばっちりで、期待も高まる。米ツアーらしい練習相手との調整で様々なことを感じながら、シードへ、そして初優勝へと向かって行く。
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