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クラブを2本持って20回の連続素振りで体をほぐすだけ シニアのキングはスタート前にボールを打たないのがこだわり!【シニア賞金王・篠崎紀夫のミチノリ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

スタート前はボールを打たない篠崎紀夫はクラブ2本で連続素振りを行う(撮影:福田文平)

50歳以上のレジェンドが集まる国内シニアツアー。昨年の賞金王で“シニアの顔”である篠崎紀夫は、独特のゴルフ観や練習法で強さを発揮する。今回はスタート前の練習について聞いた。朝は練習場でボールを打たないのが篠崎流だ。(取材/文・山西英希)

寄る!入る!キングをつかんだパッティング術【写真】

■練習場のボールで仕上げても仕方がない

古今東西、どんな選手でも試合のスタート前に練習場でボールを打つのが当たり前だと思っていたが、どうやら間違った認識のようだ。なんと、昨年のシニアツアー賞金王・篠崎紀夫は、スタート前にボールを打たないと言い切る。「プライベートのラウンドではスタート前に練習しなくても1番ティのドライバーショットはしっかり当たるじゃないですか。スコアだってアンダーパーをマークできます。逆になぜ試合の時だけ練習するのかと思いますね」。

とは言うものの、その篠崎も10年ぐらい前までは、ほかの選手と同じようにスタート前は練習場にいってボールを打っていた。しかし、あることに気が付いて以来、考え方を180度変えたというのだ。

「ツアーの出場権をかけた最終予選会での話です。スタート前に練習場で打っていたら、自分の持ち球であるフェードボールをいい感じで打てていたのに、いざスタートホールでティショットを打つと、いきなりチーピンが出たんです。しかも2日連続で。最初は緊張しているのかと思ったんですが、調べてみるとボールに原因があったんです」

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