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サッカーとゴルフの共通点! ボールを蹴って左右に曲げる理屈はスライス、フックの打ち分けに通ず【シニア賞金王・篠崎紀夫のミチノリ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

キレのあるショットが武器の篠崎紀夫はサッカーが下地を作った(撮影:福田文平)

50歳以上のレジェンドが集まる国内シニアツアー。昨年の賞金王で“シニアの顔”である篠崎紀夫は、独特のゴルフ観や練習法で強さを発揮する。高校生までサッカーに熱中していたが、フィジカルだけでなくショット力向上にもつながったという。(取材/文・山西英希)

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■真っすぐよりも曲げて狙ったところに打つ方が簡単

所属する千葉県の北谷津ゴルフガーデンに併設するショートコースでショートゲームを磨いた篠崎だが、キレのあるショット力はサッカーが源にある。小学4年から高校3年までサッカーボールを追いかけていたが、キーパー以外のポジションをこなしたというだけあり持久力と下半身の強さには自信があった。

さらに上半身も強かったという。「サッカーって走るだけじゃないんですよ。ボールを奪い合う際、相手に上体を押されます。それに負けないだけのパワーをつけるためにウエイトトレーニングを行っていたんです」と篠崎。トレーニングの結果、自然と体幹が強くなり、それがゴルフスイングに生かされたことは言うまでもない。小柄ながらも飛距離が大きく見劣りしなかった理由はそこにある。

ただ、サッカーがゴルフに生かされたのは、体幹の強さよりもボールを曲げる技術にあった。ゴルフを始めた当初、篠崎も飛距離に対するこだわりはあった。どうしたら飛ぶのか常に考えていた。しかし、スコアメイクに必要なのは飛距離よりも方向性だと気がつき、以来、いかにフェアウェイという枠の中にボールを落とすかにこだわった。

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