「54度が生きてくれた」西郷真央、初Vを支えたギアにプロ入り時からのこだわり【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ようやく手が届いた初優勝には選び抜かれた14本が不可欠だった(撮影:鈴木祥)
<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇6日◇琉球GC(沖縄県)◇6590ヤード・パー72>
西郷真央が、ついに初優勝をつかんだ。5打差を怒涛の追い上げ、最終18番のトラブルも磨き上げてきたアプローチで冷静にパーセーブ。昨季トップ10入り21回、2位が7回。統合された2020-21年シーズンに“シルバーコレクター”といわれた20歳が、国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で昨年大会の雪辱をはたした。
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昨年優勝争いから転落するきっかけとなった17番セカンド地点で嫌な記憶がフラッシュバックするも「そこに打ち勝って同じミスを繰り返さなかった」。ピンまで97ヤードを54度でグリーン奥のカラーに。7メートルのバーディパットを強いタッチで沈め、この日初めて首位タイに並んだ。
優勝会見で『今大会4日間、クラブセッティングで役に立ったクラブは?』という質問に「アプローチのミスもありましたが、以前に比べて全体的にカバーできていた。プロになってから54度を入れて下(の番手)を厚くしてやってきました。今回、特にそれが生きてくれた」と西郷。
同じジャンボ尾崎を師に仰ぐ先輩・原英莉花は[ミズノ]()契約を継続。昨年の最終戦からセッティングに変更を加えず、使い慣れたクラブでオフにアプローチ技術を一段上のレベルへと磨き上げていた。
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