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1週間だけ天下をとったトム・レーマン【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

日本でも勝ったことがあるトム・レーマンが63歳に(撮影:GettyImages)

1996年に「全英オープン」を制し、米国男子ツアー賞金王に輝いたトム・レーマン(米国)がきょう3月7日に63歳になった。米ツアー通算5勝。97年は、1週間のみだったが、世界ランキング1位に登りつめた。日本でも93年に「カシオワールドオープン」を制している。

全英オープンを制した37歳のトム・レーマン【写真】

82年プロ入り。下積みが長く米国男子ツアー初優勝は、12年後の94年の「メモリアル・トーナメント」。2年後の96年は、レーマンにとって忘れられない1年となる。7月の「全英オープン」でメジャー初優勝を飾ると、最終戦の「ツアー選手権」も制し、米ツアーで賞金王を奪取。「最優秀選手」にも選出された。

翌97年はプロ転向したばかりのタイガー・ウッズ(米国)とプレーオフを戦った。開幕戦の「メルセデス選手権」は、悪天候のため54ホールに短縮。最終日にトップでスタートしたリーマンに、「65」をマークし通算14アンダーで並んだウッズ。2人のプレーオフは、1ホール目にレーマンがティショットを池に入れ決着する。

そのタイガーと対極な記録となるのが、世界ランキング1位の保持記録だ。プレーオフ敗退後、4月の「マスターズ」で12位、翌週の「MCIクラシック」で4位に入ったことで、初めて世界ランキングトップに立つも、1位だったのはこの1週間のみだった。

2000年に「フェニックス・オープン」でツアー通算5勝目を挙げ、09年からは米シニア、PGAツアー・チャンピオンズに参戦。11年はシーズン3勝をマークし、賞金王に輝いた。60歳を迎えた19年は、1月の「三菱エレクトリックチャンピオンシップ」で、米シニアツアー通算12勝目。60歳までの歴代優勝者が出場できる「全英オープン」では、息子をキャディに従え、事実上最後のメジャーを戦った。

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