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国内メジャー制覇への道 上田桃子が選んだ“シンガポール開幕”の意味 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

上田桃子がシンガポールで開幕戦を迎える(撮影:GettyImages)

HSBC女子世界選手権 初日◇3日◇セントーサGCタンジョンC(シンガポール)◇6749ヤード・パー72>

上田桃子の笑顔が南国シンガポールで輝いている。今年の6月で36歳。女子ツアーのなかではベテランの域に達しているが、その表情は明るさを増していく。「何歳になってもチャレンジしていきたい」と、大会を放送するWOWOWのインタビューに答えた。

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仲間たちはきょう開幕した沖縄での国内女子ツアーに出場しているが、上田は海外スタートを選択した。「出場を決めたのは、パナソニックに優勝した時に出られるということで、そのときに決めていた」。昨年5月の「パナソニックオープンレディース」の優勝で今大会の出場資格を獲得し、すでに心は決まっていた。

米ツアー出場は20年12月の「全米女子オープン」以来。「海外に出られるなら出たいけど、家庭のこともあったり、出たくても出ないという決断をしてきた」と結婚も経て、また海外渡航の難しさなども考慮すると、海外へと足が向かなかった。そんなときに飛び込んだ出場権。今回は迷わずシンガポール開幕を決断した。

これにはワケがある。上田はここまで国内ツアー15勝を挙げながら、メジャー大会での勝利はいまだなし。「日本のメジャーを獲るというのを第一目標に考えたとき、海外で学べることはあるし、自分の力を知ることもできる」と今回の米ツアー出場を今季のメジャー獲りへの第一ステップとして捉えたからだ。

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