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賞金女王・稲見萌寧に生まれた迷い やっかいグリーンに苦しみ出遅れ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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稲見萌寧はグリーン上で苦戦

稲見萌寧はグリーン上で苦戦(撮影:鈴木祥)

ダイキンオーキッドレディス 初日◇3日◇琉球GC(沖縄県)◇6590ヤード・パー72>

賞金女王の2022年初日はほろ苦いものとなった。西郷真央、西村優菜と注目組でプレーした稲見萌寧だったが、アンダーパーで回った2人に対して1バーディ・2ボギーの「73」。1オーバー・61位タイとやや出遅れるかたちとなった。

22年初撮り!稲見萌寧のドライバースイング【連続写真】

グリーン上で精彩を欠いた。「短いバーディパットがぜんぜん入らずスコアにならなかったですね」。5番で1.5メートルを決めた以外はいいショットを打ってもことごとくチャンスで決められず。8番のパー3では1.2メートルを外すなどカップに嫌われた。

問題は芝目の強いコーライ芝への対応にあった。「見た目と実際の感覚が合わなくてイメージが作れなかったですね。打つ瞬間に“こっちに行きそう”とか迷いながらでした。なかなか合わなかった」。切れると思ったら切れない。カップの手前で急激に切れる…。気まぐれなコーライに翻弄されてしまった。

予選カットラインを下回っているだけに修正は急務となる。だが、同じコーライ芝の宮崎CCで行われた昨年のツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」でも初日に「74」と出遅れたが、日に日に順位を上げて終わってみれば9位タイ。見事女王の座をつかみ獲った。そんな稲見の修正能力は誰もが認めるところだ。

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