躍進する“女・ジャンボ軍団”　レジェンドの“ヒント”が凄すぎる【古閑美保の目】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

古閑の女王獲得のきっかけにもなった ジャンボ尾崎のすごさを語る（撮影：ALBA）

2022年の国内女子ツアーは明日開幕する「ダイキンオーキッドレディス」から38試合が行われる。今年も華やかな熱い戦いが繰り広げられそうだ。ツアー通算12勝で08年賞金女王の古閑美保が今年の展望を語る。日本ゴルフ界のレジェンド、ジャンボこと尾崎将司がジュニアアカデミーを開設してから、ジャンボを師事する女子プロが増えている。かつてジャンボに教わっていた経験のある古閑がジャンボの凄さを語った。

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■ジャンボ尾崎を師匠とする女子プロが続々と増えている

2020年の「日本女子オープン」をはじめ、シーズン3勝を挙げた原英莉花。昨シーズン未勝利ながら賞金ランキング4位に入った西郷真央。そして昨季国内女子ツアーで2勝を挙げ、「全米女子オープン」を制した笹生優花。3人の共通点といえば、ジャンボ（尾崎）さんですよね。

ジャンボさんのご自宅には300ヤードほどの大型練習場があり、通称“ジャンボ邸”と呼ばれています。原は知人の紹介で高校時代から通っていたといい、西郷はジャンボさんが主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生。笹生はプロになってからジャンボ邸で練習していました。また、昨年2回行われたプロテストでは、トップ合格の佐久間朱莉（93期）や小林夢果（94期）といったアカデミー出身者の選手が狭き門を通過しています。

女子プロの中にもジャンボさんの影響を受けている選手が増えていますが、さすがにジャンボさんが手取り足取りスイングを教えているわけではありません。ジャンボさんの言葉から発せられる“ヒント”が凄いのです。