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プレーオフには不向きな性格!? 素直で心が真っすぐなペ・ソンウ【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

今季は3年ぶりの優勝を目指す(撮影:村上航)

日本ツアーで4年目を迎えるペ・ソンウ(韓国)が、きょう3月1日で28歳になった。ソウル特別市出身で、19歳でプロデビュー。日本参戦1年目の19年にシーズン2勝を挙げている。

ペ・ソンウの裸足での一連のプレーをまとめました【フォトギャラリー】

11歳からゴルフをはじめ、2012年にプロ転向。13年に韓国下部ツアーでプロ初優勝を飾ると、翌年はKLPGAツアーで賞金ランク28位。16年は2勝を挙げて賞金ランク5位、18年は同2位と着実にステップアップし、19年から主戦場を日本に移した。

日本でのルーキーイヤーは、2戦目の「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」で6位タイに入るなど、たびたび優勝争いに顔を出し、8月の「北海道meijiカップ」でテレサ・ルー(台湾)とのプレーオフを制し、日本ツアー初優勝。最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」も制し、シーズン2勝、賞金ランク4位とポテンシャルの高さを見せた。

一方で、これまでプレーオフの成績は1勝4敗と、優勝争いを演じながらもあと一歩のところで勝ちきれていない。21年の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」では、最終ホールで1.5メートルのパーパットを外し、渋野日向子とのプレーオフとなり、1ホール目にイーグルを決められ敗戦。その渋野とは3週前の「スタンレーレディス」でもプレーオフで敗れていた。20年の同大会でも、稲見萌寧にやはりプレーオフで涙を飲んだ。

プレーオフ敗戦後には、感謝の言葉とともに「まだ足りないようです」とSNSにコメントを投稿。また以前ウォーターショットを放った後に、そのまま裸足でバンカーショット、素足にシューズを履きホールアウトした際には「(靴下を履くと時間がかかるため)他人に迷惑をかけたくなかった」と話すなど、アスリートらしい実直な性格の持ち主だ。今季は持ち味である精度の高いショットを武器に、2年間できなかった優勝を目標に掲げている。

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