史上初のオーストリア人優勝、勝敗を分けた「幸運」と「不運」【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・ストレイカ -10 2 S・ローリー -9 3 K・キタヤマ -8 4 D・バーガー -7 5 G・ウッドランド -4 A・ノレン -4 7 M・シュワブ -3 C・カーク -3 9 L・ホッジス -2 J・ハー -2 順位の続きを見る
雨が強く降ってきた18番 ストレイカが優勝を決めた(撮影:GettyImages)
今季からフロリダ・シリーズの初戦となったザ・ホンダ・クラシックは、ビッグ大会であるジェネシス招待とアーノルド・パーマー招待のあいだに挟まれる新日程となったことで、ビッグネームの姿がほとんど見られなかった。
開幕前にはPGAツアーのジェイ・モナハン会長が選手会の壇上に立ち、「あっち(サウジの新ツアー)へ行く者は、あの出口から出ていけ!」と語気を強めた。
その選手会の直前にフィル・ミケルソンは自身の問題発言に対する謝罪声明を出したが、あれよあれよという間に彼はほぼすべてのスポンサー契約を失い、ついには「ミケルソンの大会」ザ・アメリカンエキスプレスが「ミケルソンの大会」ではなくなることが決まった。
だが、そんな喧噪があろうとも、何があろうとも、最後には素晴らしい戦いが披露される。それがPGAツアーの魅力であり、実力であることを、あらためて痛感させられた最終日だった。
単独首位でサンデー・アフタヌーンを迎えたダニエル・バーガーは、この50年における同大会最大リードの5打差を誇っていた。
しかし、大差で最終日を迎えることは、必ずしも有利ではない。これだけの大差から負けるわけにはいかないというプレッシャーに、往々にしてさらされる。
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