雨とともに流れた今季初V　圧倒リードでスタートも失速のダニエル・バーガーは「これがゴルフ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 S・ストレイカ -10 2 S・ローリー -9 3 K・キタヤマ -8 4 D・バーガー -7 5 G・ウッドランド -4 A・ノレン -4 7 M・シュワブ -3 C・カーク -3 9 L・ホッジス -2 J・ハー -2 順位の続きを見る

ダニエル・バーガーは優勝を逃し頭を抱える（撮影：GettyImages）

＜ザ・ホンダ・クラシック 最終日◇27日◇PGAナショナル R＆S チャンピオンC（フロリダ州）◇7125ヤード・パー70＞

圧倒的なリードと思われた5打差は、もろくも崩れ去った。今季初優勝を目指した通算4勝のダニエル・バーガー（米国）にとって、「ザ・ホンダ・クラシック」は“ボクの日ではなかった”。

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難コースを相手に3日目まで順調にスコアを伸ばし、72ホールを残し2位に5打差の首位を守った。圧倒的優利でスタートした最終日、序盤につまずいた。3番のパー5でティショットを曲げたことを発端になんとダブルボギー。その後も5番、6番で連続ボギー。そこからは踏ん張ったが、最後は力尽き、大逆転を許してしまった。

「きょうはいい経験になった。しっかりと準備もしたけど、必要なときにいいショットが打てなかった。これがゴルフだ」。淡々と振り返ったが、気持ちの整理をつけるのに時間はかかった。それほどの失速だった。

地元の大会で注目も高かったなかで期待された優勝を逃した。最終ホールでイーグル奪取ならばプレーオフ進出がかなったが、突如降り出した強い雨と吹き付ける風に、バーガーのボールも翻弄された。ティショットは自身が思うように飛ばず、3番ウッドの2打目は池につかまりボギー。万事休した。