10歳で始めるのは遅い? 女子プロがゴルフを始めた年齢の平均は8.81歳【データで見る女子ツアー2022】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
プラチナ世代の吉田優利は10歳からクラブを握った(撮影:鈴木祥)
国内女子ツアー開幕が来週に迫った。今年も「ダイキンオーキッドレディス」を皮切りに38試合が行われる。通年の出場権を持つシード選手は賞金ランキング、およびメルセデスランキング上位50位までの52人に加えて、昨季の賞金ランキング、およびメルセデスランキングの51〜55位までの5人やQTランキング38位までの主力選手100人(永久シード選手は除く)のデータをとことんチェック。今回はゴルフを始めた年齢を調べてみた。(日本女子プロゴルフ協会の公式記録参照)
■最も早く始めたのは古江彩佳らの3歳
日本女子ゴルフ界の礎を築いた樋口久子は高校卒業後の18歳でゴルフを始め、岡本綾子はソフトボールの実業団チームで活躍後、21歳からゴルフを始めた。1980、90年代に活躍した選手のほとんどは、高校まで別の競技をやっていて高校卒業後に研修生となり、プロゴルファーになっていた。20年ほど前も研修生を経てシード権を獲得した選手も少なくはなかった。
しかし、昨今はジュニア時代にゴルフを始め、高校卒業とともにプロの世界に飛び込む。今季の前半戦の出場権を持つ100人(西村優菜は公式記録に記していないので除く)のゴルフを始めた年齢を見ると、最も早いのは3歳で古江彩佳、佐久間朱莉、東浩子の3人。最も遅いのが全美貞(韓国)の15歳。次いで藤田さいき、イ・ナリ(韓国)、沖せいらの14歳。99人の平均は8.81歳だった。小学3、4年生からクラブを握り始めていることになる。
ゴルフを始めた年齢の内訳を見ると、最も多いのは10歳の23人(シード選手は13人)。稲見萌寧、原英莉花、高橋彩華、渡邉彩香らがいる。次いで多いのが8歳の19人(シード選手は12人)。小祝さくら、勝みなみ、大里桃子、渋野日向子ら1998年度生まれの黄金世代の選手を中心に20代前半の選手が多い。その次は、鈴木愛や永峰咲希、比嘉真美子ら11歳の14人(シード選手は9人)となっている。
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