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その飛ばしにさらなる磨き 師匠とともにいざ「初優勝」へ【初シード選手チェック!】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

武器に磨きをかけ初優勝を狙っていく(撮影:GettyImages)

2020年、21年が統合された昨季の国内女子ゴルフツアーで、賞金ランキング、メルセデス・ランキングのいずれかで50位以内に入った54人がシード選手として、22年のフル出場権(一部大会を除く)を手にした。そのうち米ツアーに主戦場を移した笹生優花を除く12人の初シード選手をここで紹介する。今回は野澤真央(賞金38位、メルセデス41位)。

野澤真央のスイングにはソレンスタムとの共通点がある?【連続写真つき解説】

アマチュア時代にはナショナルチームで活躍。15年にプロ転向を果たし、17年には下部のステップ・アップ・ツアーで3勝を挙げた24歳が、ようやくシード権をつかみとった。

19年のQTは52位。だが新型コロナウイルスの影響で海外選手が試合出場できなかったこともあり、20年から続いたロングシーズンのスタートをレギュラーツアーで迎えることができた。すると開幕戦となった「アース・モンダミンカップ」でいきなり5位と活躍。賞金総額2億4000万円(当時)のビッグトーナメントということもあり、ここだけで864万円を稼ぎ出し、第1回リランキングのボーダーライン突破が早々に確定的になった。

予選落ちは目立ったが、随所で上位に食い込むという状態のなか21年7月の「GMO&サマンサタバサカップ」では初優勝まであと一歩のところまで迫った(結果は2位)。気づいたら、野澤に関する話題はリランキング、初シードを飛び越え、『初優勝はいつか』ということに変わっていった。

現在、渋野日向子らを育てた青木翔コーチに師事。一番の武器は、昨季245.29ヤードで14位になった飛距離だ。そこに磨きをかけるため、このオフは体の強化とスイング改造に取り組んできた。「(青木コーチに)言われた課題をしっかりやって、そのなかで自分がやれることは自分で考えて」レベルアップにつなげていく。

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