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ビジネスゾーンの再現性アップへ 吉田優利が狙うは年間3勝&メジャーV【初シード選手チェック!】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

吉田優利は昨季以上の成績を残すため課題に取り組んできた(撮影:GettyImages)

2020年、21年が統合された昨季の国内女子ゴルフツアーで、賞金ランキング、メルセデス・ランキングのいずれかで50位以内に入った52人がシード選手として、22年のフル出場権(一部大会を除く)を手にした。そのうち米ツアーに主戦場を移した笹生優花を除く12人の初シード選手をここで紹介する。今回は吉田優利(賞金、メルセデスともに22位)。

上下の捻転差を見てほしい!吉田優利のドライバースイング【連続写真つき解説】

千葉・麗澤高3年時の2018年に「日本女子アマ」、「日本ジュニア」とアマチュアの日本タイトル2冠を達成。19年のテストを突破し、鳴り物入りでプロ転向を果たしたプラチナ世代の一人は、ルーキーシーズンにその前評判通りの活躍を続けた。

初トップ10入りは21年4月「KKT杯バンテリンレディス」の4位と少し時間を要したが、そこからは徐々にツアーの水にも慣れたのか、コンスタントに結果を残すようになる。そして東京五輪期間に行われた7月の新規大会「楽天スーパーレディース」では2位に3打差をつけて快勝。ツアー初優勝をつかみ取った。

さらに9月の「ゴルフ5レディス」で早々に2勝目。初優勝から約1カ月後の勝利は、本人も「(2勝目は)早かったと思います。今週勝てるとは思っていませんでした」と目を丸くするほどの“早業”だった。

この活躍を支えるのが、本人も「持ち味」と自信を持つパッティング。来る日も来る日も練習を重ね、生命線に磨きをかけ続けている。平均パット数はパーオンホール、1ラウンドあたり、ともに7位。努力の成果がしっかりと結果に反映された。オフは指導を受ける辻村明志コーチをはじめ、上田桃子ら門下生と一緒に宮崎合宿に参加し準備を続けている。

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