コリン・モリカワが地元声援を背に世界一へ好発進 「とにかくエネルギーがすごい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
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コリン・モリカワが地元の声援を背に世界一を目指す(撮影:岩本芳弘)
<ジェネシス招待 初日◇17日◇リビエラ・カントリークラブ(カリフォルニア州)◇7322ヤード・パー71>
生まれ育った場所から車で30分ほどのコースで戦うコリン・モリカワ(米国)は、優勝すれば世界ランク1位浮上の可能性がある大会で4アンダー・6位タイと好発進した。思い出もたっぷりの特別な場所で、「生涯の目標」と語る世界一の座に立つことはできるか?
「たくさんの仲間が応援してくれる。声が聞こえてくるんだ。とにかくエネルギーがすごい」。柔らかい表情を浮かべながら、モリカワは地元での一日を振り返った。5つのバーディ(1ボギー)を奪って上位に進出。1月末に出場したドバイの試合では「どのようにゴルフをすればいいのか分からなくて、5、6時間座り込んだ」というほどの不調にも陥ったが、徹底的にスイングを見直し、それを一時的なものとした。
このリビエラで初めてプレーしたのは、カリフォルニア州立大バークレー校在学時の2017年3月だったと振り返る。その年の「全米アマチュア選手権」の開催コースになっていたため、ラウンドしたのだという。それは昨年末に婚約したフィアンセのキャサリン・ジューさんと出会った直後ということもあり、「とてもよく覚えているよ」と当時を懐かしむ。
そこから19年にプロ転向を果たし、20年「全米プロ選手権」、21年「全英オープン」という2つのメジャー制覇など、サクセスロードを歩んでいる。それでも「週末に友人が数名と家族が来る予定だよ」と、ここが大事な人たちが集まる特別な場所であることに変わりはない。「きょうもしっかりとしたゴルフができたし、全体的にいい感じ。あと3日、頑張るよ」。最終日に地元の大歓声が注がれる姿をイメージしながら、残り54ホールを戦っていく。
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