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憧れの「キラキラした世界」で勝負! 永嶋花音は“第二の故郷”凱旋目指す【注目ルーキー報告書】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

QT最上位ルーキーの永嶋花音(右) 名前の読み方は“はなね”です(撮影:福田文平)

3月3日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける今季の国内女子ツアーで、今年もフレッシュなルーキーたちが本格的にプロゴルファーとしての第一歩を踏み出す。そこで昨年末に行われたQTで上位になり、レギュラーツアーを主戦場にする選手を紹介。今回は永嶋花音(はなね、QTランク5位)。

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永嶋は西郷真央、笹生優花、山下美夢有と同じ2001年生まれの“新世紀世代”。初受験の19年11月、そして2度目となった昨年6月のプロテストはともに最終まで進みながら、涙を飲んだ。だが3度目の正直とばかりに昨年11月のテストを9位で通過。

東京都出身だが、高校はゴルフ環境を考え、父親が当時単身赴任していた宮崎県の日章学園高に進んだ。卒業後は東京に戻り、千葉県内のゴルフ場でキャディのアルバイトをしながらプロの世界を目指す日々。「キラキラした世界に憧れていたのに、(合格できず)みじめだし、やってもやってもうまくいかないこともあった。思い通りいかなくて苦しかったです」と“浪人生活”を振り返ったが、ようやくそこに飛び込むことができる。

4日間行われた昨年末のQTファイナルステージを新人最高位となる5位で終え、今季のレギュラーツアー前半戦出場権が約束される立場に。「(高校時代を過ごした)宮崎県が大好き。目標はリコーカップに出ることです」。1年目のターゲットを、優勝者やランキング上位者のみが出場できるシーズン最終戦に定めている。

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