パッティングだけじゃない! 衰え知らずの44歳の切れ味は音を聴け【翔太のスタッツ大予想】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
切れ味鋭いショットは今なお健在 大山志保の来季に期待(撮影:GettyImages)
国内女子ツアーの新シーズン開幕まで、残すところあと1カ月ほど。試合がないのは寂しい限りだが、オフのトレーニング情報などから、どんなシーズンになるのかと思いを巡らせる楽しい時期でもある。そこで2020-21年シーズンの数字を参考にしながら、色々なスタッツで注目すべき選手を紹介。今季産休明けから復帰する大西葵の兄で、青木瀬令奈のコーチ兼キャディを務める大西翔太氏に今季の女子ツアーの行方を予想してもらった。今回はパーオン率。
コーチ自ら語る!パーオン率1位・稲見萌寧の精度の秘密は手打ち??【連続写真つき解説】
賞金女王に輝いた稲見萌寧さんが2季連続でパーオン率1位となりました。乗せるだけじゃない、ピンに攻めて行ってこの数字をたたき出したのはさすがの一言です。
ですが、今回ランキングで注目してもらいたいのは4位の大山志保さんです。今年5月に45歳となる“大先輩”はパッティングのイメージが強いですが、アイアンショットもまた素晴らしいんです。久しぶりのトップ10入りですが、1位(2008年)にもなったことがあるくらいショットの切れ味はすごい。
ぜひ、有観客のツアー会場にいらっしゃってインパクト音に聞き耳を立ててください。乾いた常に同じ音が聴こえてくると思います。なぜ一定かというとミート率がすごくいいからなんですね。ミート率がいい理由はいわゆる“ビジネスゾーン”を作れているから。打ち込みすぎず、しゃくり上げることもない。レベルブローで、ちょっと手前から入ってもソールが滑って行くからダフらない。さらに体の大きさもあって大きなスイングアークで打てているから飛距離も出る。
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