勝敗を分けた「紙一重」【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
最後に健闘を称え合うティーガラ(左)とシェフラー 明暗を分けた紙一重とは?(撮影:岩本芳弘)
今年のフェニックス・オープンで初日から首位を走り、スポットライトを浴び続けてきた24歳のルーキー、サヒス・ティーガラは、最終日の17番で池に落とし、目前だった初優勝を逃して3位タイに終わった。
ツアー初優勝!現地直送のスコッティ・シェフラー ドライバースイング【連続写真】
「いいショットが打てたと思った。でも、左にキックして池に落ちた…」
悔し涙は、なかなか止まらなかった。「頑張った手ごたえはある?それとも残念?」と問われると、ティーガラは嗚咽をこらえながら「両方です」と答え、再び涙を流した。
よく頑張ったと思う。大健闘だった。インド系アメリカ人のシーガラはカリフォルニアで生まれ育ち、名門ペパーダイン大へ進学。ベン・ホーガン・アワードなどアマチュア学生3冠を受賞する史上5人目の快挙を成し遂げ、世界アマチュアランキング3位へ駆け上がったが、一方で、故障で1年近くも戦線離脱を強いられ、大学には5年在学する苦難もあった。
「たくさんの人々が僕を支援してくれた。その恩を返したい」
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