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ジャンボ尾崎が今後のツアー出場へ意欲 気になる近況は「修理屋さんのような生活」? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

75歳になったジャンボ尾崎、まだまだツアーに意欲をみせる(撮影:福田文平)

西郷真央、佐久間朱莉(しゅり)らを輩出した、尾崎将司が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」のセレクションが2月5、6、12、13日の4日間にわたり、千葉市内で行われている。ここにはアカデミー入りを目指す中学3年生から高校2年生までの男女28人が参加。12日(土)にはその様子が報道陣に公開され、そこではジャンボ自身の今後についても語られた。

意外と珍しい? ジャンボ尾崎と原英莉花の2ショット【写真】

尾崎は午後2時少し前にセレクション会場に到着し、バインダーを片手に“JUMBO333”とマークの入ったカートを運転して打席に登場。定位置である椅子に座ると早速セレクションが開始された。各選手が尾崎が座る前の打席に交替で入り、アイアンを5球程度打っていく。時折立ち上がって選手の正面に回り込み、チェックする場面もあった。ジュニア大会で好成績を収めているトップ選手ばかり。記者やカメラに囲まれ、さらに後方からレジェンドに見られているという緊張する雰囲気の中でも、持つ力を十二分に発揮し、精度の高いショットを連発した。

一周すると同様にドライバー、ウェッジを打ち、最後は原英莉花らも使用するヘッドの代わりに空気抵抗を受ける羽がついた素振り器具をマン振りさせる。男子の力強いスイングに「おお、すごいね」と言葉をもらし、笑顔を見せる場面もあった。

そんな若いジュニアゴルファーを見守る一方、尾崎自身のプレーについて尋ねるとあまり覇気がない。腰の状態は「いや〜よくない」。さらに新型コロナウイルスの蔓延により、今年に入ってからまだゴルフボールは打っていないという。「正月から少しずつ体を動かそうと思って、2、3回体を動かしたけど、寒くて意味がなかった」と本格的なトレーニングはお休み中。それでも暖かくなる「3月くらいから」徐々にやっていくつもりだという。「こうやって自分に都合のいいように解釈するんだよ(笑)」と冗談も交じえながら、夏以降のツアー参戦へ意欲をみせた。

現在はというと「夜9時20分に寝て、朝決まった時間に起きる」という穏やかな毎日を過ごしている。「(アカデミー生の)若い子が(トレーニングで)タイヤを引っ張ってゴムが切れたときや、ほかにもトレーニング器具が壊れたら直したりしている。修理屋さんのような生活」をしていると例えた。それでも「エンジョイしているよ」と、日々の生活は充実している。

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