• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 世界ランク「331週」1位の大記録を持つホワイトシャーク【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

世界ランク「331週」1位の大記録を持つホワイトシャーク【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

アジアンツアーに巨額の投資を行い、再び存在感を発揮してきているノーマン(撮影:GettyImages)

世界中で挙げた勝利数は「91」。ワールドランク1位を通算「331週」保持、ホホジロザメを意味する「ホワイトシャーク」のニックネームを持つグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が、きょう2月10日で67歳になった。

タイガー・ウッズのスイングを18年前と比べてみた【連続写真】

1976年にプロ転向すると、86年と93年に「全英オープン」を制すなど、米国男子ツアーでは通算20勝。日本ツアーでは89年の「中日クラウンズ」と、93年の「住友VISA太平洋マスターズ」で優勝。米ツアー以外での世界の勝利数は「70」を数える。80年代から90年代にかけて世界ランキング1位に「331週」立つ大記録を打ち立てた。この記録を上回るのはタイガー・ウッズ(米国)ただ一人となっている。

一方で、「勝てる試合をいくつも落としている」と、最終日に崩れ勝利を逃した試合も少なくない。4大メジャーでは、マスターズ3回、全米オープン2回、全英オープン1回、全米プロ2回の計8回、2位で終えている。特に6打差をつけてトップで最終日を迎えた96年のマスターズなどは、その代表的な試合だろう。

08年の「全英オープン」では大会3勝目のチャンスを迎える。当時53歳だったノーマンは、3日目を終えて2位に2打差の首位に立っていた。最終日、フロントナインを終えてもトップを守ったが、バックナインで連続ボギーを打つなど、3位タイでフィニッシュ。優勝には手が届かなかったものの、50代でのメジャー優勝へと挑戦したノーマンの健闘を讃え、ギャラリーからは多くの声援が送られた。

2001年に世界ゴルフ殿堂入り。コースデザインやゴルフ用具、ゴルフに関する事業のほか、ワインの製造など多方面に渡り実業家としての才能も発揮しているノーマン。直近では、新たな世界規模のツアー「スーパーゴルフリーグ」を立ち上げることを目指す「リブ・ゴルフ・インベストメンツ」のCEOとなり、アジアンツアーに投資。2022-23年シーズンから「インターナショナルシリーズ」を創設することを発表したばかり。その動向が注目を集めている。

関連記事