松山英樹を取り巻くフェニックスとの“縁” 5人目の大会3勝目なるか | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
松山英樹は大会3勝目に向け調整を重ねていく(撮影:岩本芳弘)
<ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン 事前情報◇7日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
大会3勝目を狙う男として、松山英樹がアリゾナ決戦に臨む。「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」開幕を前に、月曜日からコース入り。午後2時前からパッティング、ショット、アプローチ、そして最後にパターを転がし、きっかり3時間の調整でコースを後にした。
松山自身が「10年間で1番」というアプローチがこちら【動画】
会場のTPC[ブルックス・ケプカ]()(米国)に1打およばず2位タイ。そして16、17年ではともにプレーオフで大会連覇を成し遂げた。3連覇がかかった18年は左手親指付け根の痛みのため棄権を余儀なくされ、その後3年間もベスト10を外してはいるものの、コースとの相性は抜群といっていい。
年明け後第2戦の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」で米ツアー8勝目を飾り、1週空けて「ファーマーズ・インシュランス・オープン」に出場。そして先週の「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」には出場せず、じっくりと調整を重ねた。練習ではドライバーを数本試すなど、ゆったりと打ち込み。故アーノルド・パーマー、フィル・ミケルソン(米国)らに続く5人目の大会3勝目を目指す。
ちなみに今大会には、松山にとって不思議とも言える縁がある。15年大会で競り負けたケプカは昨年、大会2勝目。16年に大会初優勝を遂げた際にプレーオフを戦ったリッキー・ファウラー(米国)は19年大会を制覇。16年大会で同じくプレーオフで相まみえたウェブ・シンプソン(米国)が20年大会で勝利するなど、ここは相性と結果が見事にリンクするコースの一つといえる。
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