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“初出場のメジャーで優勝”を2回もやった男、コリン・モリカワ【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

高精度のアイアンショットとこの笑顔に、日本でもファンが増えている(撮影:GettyImages)

4大メジャーで初出場初優勝。そんな偉業を1度だけではなく、2度も達成したコリン・モリカワ(米国)が、きょう2月6日で25歳となった。

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父はハワイ出身の日系米国人、母はカリフォルニア出身の中国系米国人というルーツを持つ。カリフォルニア大学バークレー校時代には、世界アマチュアランキング1位の座にもついた。

19年に鳴り物入りでプロ転向し、わずかプロ6戦目のステーブルフォード方式(ストロークではなくポイントで競う)で行われた「バラクーダ選手権」でツアー初優勝。20年は「ワークデイ・チャリティ・オープン」で2勝目を飾り、8月には4大メジャーの1つ、「全米プロ」を大会初出場で制覇。21年には「WGC-ワークデイ選手権アット・ザ・コンセッション」で勝利すると、7月のメジャー「全英オープン」も大会初出場で制した。メジャー2勝がともに大会初出場は、史上初の快挙となった。

プロ転向後にシーズンをまたいでの22試合連続予選通過は、タイガー・ウッズ(米国)の25試合に次ぐ記録。25歳以下でメジャーとWGC、両方のタイトルを獲得したのはウッズに続く2人目の偉業だった。

プレースタイルは冷静沈着。予選落ちが少なく、安定感のあるゴルフを展開する。最大の武器は高精度のアイアンショット。昨シーズン、アイアンの精度を表す『ストローク・ゲインド・アプローチ・ザ・グリーン』では2位に大差をつけて1位に輝いた。現在の世界ランキングはジョン・ラーム(スペイン)に次ぐ2位。今シーズンの米ツアーでは出場4試合で、2位、7位タイ、5位タイ、5位タイとトップ10を外していない。世界No.1の座につくのは時間の問題かもしれない。

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