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教科書は2000年代のタイガー・ウッズ シンプルイズベスト!【ケンシロウの流儀】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

身振り手振りを交えて語ってくれた(撮影:福田文平)

昨年「フジサンケイクラシック」で2位に入るなどの活躍を見せて初シードを獲得し、今季からブラックアンドホワイト ホワイトラインとウェア契約を結ぶなど初優勝が期待される選手の一人である池上憲士郎。有名なアニメから名付けられた覚えやすい名前を持つ29歳は、ゴルフに対して一家言ある選手でもある。そんな“ケンシロウ”に自身のスイングやセッティングの解説、持ち球の打ち方まで様々な質問をぶつけてみた。今回はセッティングに続き、スイングについて自らの口で語ってもらった。

【連続写真】ケンシロウも憧れる!“タイガースラム”を達成した2000年のスイング


撮影したのは1月上旬。このとき「去年から変えようと努力しています」とスイング改造真っただ中。「今めちゃくちゃ汚いんですよ。自分のスイングは見たくないくらいイヤ(笑)」と笑う。とはいっても、「いつもムービー撮ってチェックするんですけど見たくなさすぎて。試合中は逆に見ない(笑)」と自分のスイングは元々そんなに好きではないらしい。

では、逆に誰のスイングが好きなのか。真っ先に名前が挙がったのが片山晋呉。「あれだけきれいでコンパクト…、コンパクトと言っていいかは分からないですが下半身の動きもすごい。ちゃんと振れているのが、あの年齢になっても第一線で活躍する理由なのかなと思います」とすらすらと答える。

ほかにも「あとは岩田寛さんとか。ダイナミックだし、見ていて気持ちいい。めちゃくちゃ良いスイング。僕が言うのもなんですけど、ずっと見ていたい。(宮里)優作さんのリズムとかも好きですね。あとは(今平)周吾のリズムも好きですし。結構みんな好きかもしれないです」と人のスイングは好きらしい。ちなみに岩田に聞いたところ「俺自分のスイング大嫌いって言っていました。見たくねーよ、とか(笑)」と返されたという。みんな、同じなのかもしれない。

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