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「日曜日の夜にも電話が鳴る」 学生に用品提供する苦労と苦悩【アマチュア担当に聞く】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

アマチュア担当は休みの日に電話対応することも 写真はイメージ(撮影:GettyImages)

昨年の7月2日にNCAA(全米大学体育協会)は選手が肖像権などを利用して収入を得ることを容認した。その半年後の今年1月にはR&AとUSGAによる『アマチュア資格規則』の改定によって、規定内での賞金受領が可能となり、スポンサーシップの制限の撤廃がなされた。規制の撤廃という抑えがたい奔流がアマチュアゴルフ界を激しく飲み込んでいく中で、今後は学生ゴルファーの動向にも影響が出てきそうだ。

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小・中学生の地区大会から顔見知りになり、『個人モニター制度』選手になってからも長い付き合いになる選手とアマチュア担当者だが、学生の選手からすれば担当者は数少ない年上の相談相手という存在になる。

「学生は曜日感覚があまりないので、週末の会社が休みの夜とかに『いま、イイですか?』みたいな感じで相談の電話を掛けてきます。相談内容は、もちろん私たちは用具メーカーなので、ボールやクラブの相談がメインになります」(ブリヂストンスポーツ・アマチュア担当:以下同)

だが、気心が知れてくれば、ギア以外の相談を受けることもある。

「技術的な悩みも相談されますが、コーチがいたりしてデリケートな部分でもありますので、メーカーとしてギアの調整で解決する方法の提案などを行っています」

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