• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 打ち方を忘れた? “歌を忘れたカナリヤ”三ヶ島かなにスイッチを入れたプロ野球選手 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

打ち方を忘れた? “歌を忘れたカナリヤ”三ヶ島かなにスイッチを入れたプロ野球選手 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

フェニックスゴルフアカデミー(宮崎県)の練習グリーンで、笑顔で取材を受けてくれた三ヶ島かな(撮影:福田文平)

「昨シーズンからゴルフをやりたくない気持ちが湧いてきて、実は長く苦しんでいました。やっぱり本心からやりたい気持ちが湧いてこないと、練習にも身が入りません。そんな状態なので12月はゴルフから離れていました」と、話したのは三ヶ島かな。

これが“打ち方を忘れる前”の三ヶ島かなのドライバースイング【連続写真】

2020-21年シーズンは「[JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ]()」で、ようやくつかんだ初優勝。喜びはひとしおだったが、心の奥底では「ゴルフをやりたくない」という気持ちがあふれていたという。

「ゴルフから離れて体を休めていました。マンガを読んだり、寝てばかりいたり。そうしているうちに“やらなくちゃいけない”と思えるようになり、そこから再スタートしました。きっかけはプロ野球選手の厚木(神奈川県)の自主トレに参加させてもらったことです」

横浜DeNAベイスターズの山崎康晃投手の自主トレに参加。彼らの厳しいトレーニングを見ていて、三ヶ島は己の甘さに気づかされたという。山崎投手は14年のドラフト会議で1位指名を受けプロ入りし、15年開幕からクローザーとして活躍。20年に調子を落として2軍降格も味わったが、21年には東京五輪代表にも選出された。ここで2試合に登板し金メダル獲得に貢献している。

そんな山崎投手でさえ、このオフは1軍キャンプ入り前に体を絞り「心を鬼にして鍛えていく」と言っていた。そんな人物の自主トレに参加をしたのだから、何かを感じられずにはいられなかったのだろう。

関連記事