• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「父兄から情報収集」ジュニアへのクラブ提供には『成績』だけでなく『人間性』も大事【アマチュア担当に聞く】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

「父兄から情報収集」ジュニアへのクラブ提供には『成績』だけでなく『人間性』も大事【アマチュア担当に聞く】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

昨年のZOZOで憧れのコリン・モリカワとの練習ラウンドが実現した中島啓太 ホールアウト後に「人間性も球筋もすべて足りない」と発言した(撮影:岩本芳弘)

『アマチュア資格規則』の改定によりアマチュアのスポンサーシップ制限が撤廃され、アマチュアが企業などの支援を無制限に受けられるようになった。子供を「将来はプロに」と思っている親ばかりではないだろうが、それでもわが子がクラブやボールといった物品支給のサポートを受けられる個人モニターになれれば、と思う保護者は多いだろう。そんな親たちにとって、最初に接する企業側の人間となる[ミズノ]()などの日本メーカーは、選手へのサポート関連がアマ担当とプロ担当に分かれていることが多いが、一方で海外ブランドメーカーはプロとアマの担当を兼務するケースが多いという。どちらの体制も一長一短あるようだ。

「当社ではアマチュア担当者はアマチュアの地区大会など小さな試合にも行くので、いろいろな情報が取れたり、早い段階で有望選手を見つけられ、時間をかけて人間関係が築けるというメリットがあります。しかし選手側からすると、アマからプロになるときに担当者が代わるわけですから、もしうまく引き継ぎができなかったら、プロ契約をしたのに数年で他社に移籍なんてデメリットも起こり得ます」(アマチュア担当:以下同)

一方でプロとアマのどちらも兼任する場合は、スタート時は出遅れても、プロ・アマ通して堅固な関係を築けるという側面もあるわけだ。

このアマチュア担当者たちにとって、ゴルフ場を舞台にした選手獲得の情報戦が行われるわけだが、彼らはどういった基準をもってサポートする選手を探し、どのようにして選手側と接触し、何を基準に決定がなされるのか。

関連記事