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17歳でプロ宣言の『西のハニカミ王子』は、初優勝までに10年かかった苦労人【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

明るい関西人が32歳に(撮影:村上航)

きょう2月1日は小鯛竜也の32回目の誕生日。1990年生まれで、07年に高校生でプロ転向し、レギュラーツアー1勝。2児の父親で社会貢献活動にも力を注ぐナイスガイだ。

小鯛パパ初優勝で家族そろってパシャリ【写真】

ゴルフ好きの父が自宅に作った小さな練習場で、5歳からゴルフをはじめ、中学3年時の04年に「日本ジュニア」(12〜14歳の部)で2位に入りプロを志す。07年に17歳でプロ転向。当時15歳でツアー優勝の快挙を成し遂げた石川遼が『ハニカミ王子』と呼ばれたに対し、大阪府出身の小鯛は『西のハニカミ王子』と呼ばれた。しかし最初は、なかなか出場権をつかむことができず、ようやくレギュラーツアーにデビューしたのは4年後の11年。15年の「ミズノオープン」でついに初の予選通過を果たす。

16年は下部ツアー開幕戦「Novil Cup」で優勝を飾り、賞金ランキング4位で翌年のレギュラーツアー出場権をつかんだ。17年、台風の影響で最終日が中止になった「マイナビABCチャンピオンシップ」で悲願のツアー初優勝。17歳でのプロ転向から10年の時間を要した。この年、賞金ランキング27位で自身初のシード権を獲得する。

昨シーズンは、トップ10入りはなく、賞金ランキング65位でギリギリ賞金シードを守った。小鯛にとって最終戦となった「カシオワールドオープン」の最終日、ホールアウト時点ではシード圏外で、2週間後のファイナルQTの申し込みまでしていた。他の選手が崩れてのシード獲得に「今回は命を繋いでもらった形になりましたけど、この経験を自分の今後のゴルフ人生に生かさなければと思います」と小鯛はコメントしている。

「関西人なので目立ちたいんです」という小鯛の趣味はファッション。私生活では2013年に結婚し、2児の父。「児童虐待ゼロ」、「ジュニア育成」をテーマに社会貢献活動にも取り組んでいる。座右の銘は「一石二鳥」、「なんでも“やり続ける”ことが大切」と話す。

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