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高校生プロ、宮里藍誕生でジュニアゴルファーの“青田買い”が加速した【アマチュア担当に聞く】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

03年10月に東北高校で行われた宮里藍のプロ転向会見

宮里藍が高校3年在学時にプロ転向をした2003年を境にして、ジュニアゴルファーを取り巻く世界は大きく変わったと、[宮里藍のプロ転向会見に押し寄せた報道陣の数がすごい!【写真】]()

「実は、藍さんのときのように、他社のモニターに声を掛けてひっくり返すといった例は自社としては本当にレアケースだったんです」(アマチュア担当者)

そうまでして藍ちゃんとの契約が欲しかったわけだが、ここで疑問として挙がるのが、プロ契約のときにレアケースの離れ業を出す以前に、なんでジュニア時代に藍ちゃんをモニターサポートしていなかったということだ。

「兄の聖志プロと優作プロはアマチュア時代からサポートをしてプロ契約もしていたのに、藍さんだけは縁がなかったんです。おそらく藍さんはジュニアの頃からダンロップさんのサポートを受けていたと思います」(アマチュア担当者)

また、ブリヂストンスポーツでは当時、中学生のモニターはあまりいなかった。「義務教育の時期に物を提供するということが果たして良いのかということを社内で議論したことがあります」とアマチュア担当は話す。「今では考えられない話ですが」と前置きした上で、「アマチュア担当は日本アマに行って『あの選手良いね』って目星をつけて、会場で名刺を初めて差し出すみたいな感じでやっていました」という。

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