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世界1位狙った大会でまさかの乱調 コリン・モリカワは切り替えUAE2戦目へ「とにかく忘れること」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

コリン・モリカワが気持ちを切り替え中東連戦2試合目に挑む(撮影:GettyImages)

Slync.io ドバイデザートクラシック 事前情報◇25日◇エミレーツGC(アラブ首長国連邦)◇7428ヤード・パー72>

先週のDPワールドツアー(欧州男子)「アブダビHSBC選手権」で、世界ランキング1位奪取に挑んだ同2位のコリン・モリカワ(米国)。結果次第では現在1位に君臨するジョン・ラーム(スペイン)を逆転するチャンスだったが、62位タイと苦戦しそれは叶わなかった。

今年初戦で撮影したコリン・モリカワの最新ドライバースイング

「先週は、フィーリングがいまいち。ボールがどこに飛んでいくかも予想できず苦労した」。アラブ首長国連邦での連戦初戦は、自身の状態が上がらなかったことに加え、コースに吹いた強風にも対応しきれず苦しいゴルフを強いられることに。今週も米国ではなく中東でプレーするが、その結果をふまえ開幕前にはチームでプレーについて話し合ったり、「ここ最近で一番ハード」と言う調整を敢行。「先週よりはずっといい状態」というところまで戻した。

ラームから世界1位の座を奪うというミッションに挑むのは、先週で3度目だった。優勝すれば逆転の可能性が出た大会に「もうこれまでと同じ失敗はしたくない」と気合を入れ臨んでいただけに、それを果たせなかったショックは小さくない。ただ、「とにかく忘れること」と前を向く。「ベッドに座ったり、壁を見つめたりして、自分が何をすべきかを考える必要はない。そのうえでもっとうまくなるよう努力するだけ」と頭をリセットし、新たな気持ちで木曜日を迎える。

「スイングを元に戻す」取り組みの一環で、ドライバーのライ角を先週よりもアップライトにするなど、ギア面にも手を加えた。「やらなければいけないことを、開幕までに終わらせる。そしてコースに出てできる限りのプレーをするだけさ」。頂点獲りへの再スタートを切る。

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