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“総合力”は日本一 32歳で迎える新シーズンにツアー2勝目を目指す【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

32歳で迎える22年シーズンはさらなる飛躍の年になるか(撮影:米山聡明)

昨シーズン、「総合的に優れたプレーヤーを選出すること」を目的に作られた『メルセデス・ベンツ トータルポイントランキング』でトップとなった大槻智春が、きょう26日に32歳の誕生日を迎えた。出場30試合中12試合でトップ10入りし、賞金ランキングは自己最高の10位に入っている。

『メルセデス・ベンツS400d 4MATIC』のジャンボキーを受け取る大槻智春【写真】

大槻がゴルフを始めたのは7歳のとき。シングルハンデの父親にゴルフを教えられ、鹿島学園高校時代の07年に「関東ジュニア」で優勝。日本大学に進学した後、10年の「日本アマ」でベスト8入り。同じ年の大学2年時にプロ転向のため中退し、プロ宣言を行った。

しかし、すぐにツアー出場とはならなかった。11年と12年に合わせて3試合プレーしたものの、その後は下部ツアーが主戦場に。16年末のQTでようやく50位に入ると、翌17年は下部ツアーにフル参戦し、「ザ・ロイヤルゴルフクラブチャレンジ」でプロ初優勝。シーズンを通して安定したプレーを見せて下部ツアー賞金王となり、レギュラーツアーへの道を切り開いた。

フル参戦1年目の18年は、トップ10に5度入り、賞金ランク40位で初シード獲得。翌19年の「関西オープン」で、星野陸也との4ホールに及ぶプレーオフを制し、29歳でレギュラーツアー初優勝を挙げた。

172センチ、94キロ。豪快なドライバーショットはもとより、『平均ストローク』、『平均パット』、『パーキープ率』、『パーオン率』、『バーディ率』、『イーグル率』、『平均飛距離』、『フェアウィキープ率』、『サンドセーブ率』の主要スタッツ9部門のポイントで2位に大差をつけて1位を獲得したゴルフ力は、大幅に向上している。それでも2位に4回、3位に2回と優勝には届かなかった。新シーズンは19年以来のツアー2勝目を目指す。

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