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シーズン終盤は「左ヒザが流れていた」金谷拓実がスイングで気を付けていること | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

インパクトで左ヒザが流れていた金谷は、引く動きで股関節がしっかり使えるように修正した(撮影:福田文平)

金谷拓実の22年初戦となった米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」はカットラインに2打届かず予選落ち。今週からは欧州ツアーに舞台を移し、アラブ首長国連邦で行われる「アブダビHSBC選手権」、「Slync.io ドバイデザートクラシック」に参戦する。そんな金谷に昨年末、スイングで気を付けていることを聞いてみた。

金谷拓実のグリーン上のポーズは、漫画のキャラの真似だった【写真】

昨シーズンのフェアウェイキープ率は63.51%で6位と、フェードヒッターの金谷のドライバー精度は高い。しかし、昨シーズンの終わりの何試合かは、左に曲がるシーンが目立った。「僕はインパクトのときに左ヒザが割れる。特に終盤はインパクトを長くしたいから、どんどん左ヒザが流れてインパクトしていた」と不調の原因を分析する。

シーズン3勝目がかかった昨年の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では、左に曲がるティショットを立て直せずに、谷原秀人に1打届かず2位に終わった。本来、左のミスを消したいフェードヒッターが左に曲げるのは致命的に思えるが、本人は深刻に考えてはいなかったようだ。

「僕はそんなに気にしていなかったんですけど、みなさんがすごく左に行くことを心配してくれていました。一番ダメなのはどっちにも曲がること。変なスイングをして左に片方だけ曲がっているんだったら、それはそれで良いだろうと思っていました」。シーズン中は無理に直そうとはしていなかった。

それでもVISA翌週の「ダンロップフェニックス」の練習日、中継のラウンドレポーターで現地にいた加瀬秀樹が見るに見かねて金谷にスイング指導を行っていた。「加瀬さんは『フォローが大きすぎるから、体のバランスが悪くて左に引っかけるんじゃないのか』って話してくれました」と左に流れる動きを指摘された。

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