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『SM9』は「風に強い低弾道が簡単に打てる」。スピース、トーマスらが“即決”した理由

「ウェッジで低いショットはとても難しいけど『SM9』はそれが打ちやすい」と、JT(撮影:GettyImages)

アクシネットジャパンインクから、ツアーレポートが届いた。「2022 年のPGAツアー初戦『セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ』でツアー供給が始まった、[▶▶▶No.1ウェッジの新作『ボーケイSM9』がツアーデビュー! いきなり投入したのは誰?]()

いきなり4本を入れ替えて34アンダーのツアー記録を作ったスミスも圧巻だったが、ジョーダン・スピースジャスティン・トーマスら複数プロたちがその使用感や即スイッチできた理由について語っている。『SM9』の良さとは何なのか?

ジョーダン・スピース(46.10F/52-08/56.10S/WedgeWorks 60Tを採用)
「より【低い弾道で打てるウェッジが好き】なんです。そうすることで距離をよりうまくコントロールできるように感じるから。『SM9』はフルショットではないコントロールショットで風の中でも、打ち上げでも打ち下しでも一貫して【イメージ通りのローボール】を描いてくれました。弾道を見ればこのウェッジにスイッチすることは非常に簡単な決断でした」

ジャスティン・トーマス(46.10F/52.12F/56.14F/WedgeWorks 60Tを採用)
「ウェッジショットにおいて思い通りの高さにボールコントロールすることは非常に大切。【特にボールを低くコントロールすることはとても難しい】のですが、『SM9』はテストしてすぐに【低弾道のコントロールがしやすい】ことがわかりました。イメージ通りの高さ、バックスピン、私が望むようにボールをコントロールしてくれるのです」

パトリック・キャントレー(56.08M (@ 57)を採用)
「新しいウェッジをテストする時は、ソールが芝とコンタクトした時のリアクションや感触がイメージ通りであるか、それがあらゆる条件(ライやアプローチ種類)で一貫して達成されるかをチェックします。『SM9』はテストしたどの条件でもとても快適に、イメージした通りにボールコントロールすることができました」

マックス・ホーマ(46.10F/50.12F/56.14F/60.04Lを採用)
「ボクの場合はボブ・ボーケイやアーロン・ディルを信頼しているので、彼らが最高だというだけで『SM9』に変えるには十分な理由になります(笑)もちろん、実際にテストしてみても、【風の中でのショットで影響の少ない弾道になる】ことが分かりましたし、コレならどんな条件でもイメージ通りのボールコントロールできると思いました。『SM9』に変えることで【スコアリングショットが確実に変わります】。それが私のFedExCupポイントにどんな効果をもたらすのかとても期待しています」

先週のカパルアは風が穏やかだったが、本来なら強烈な海風に影響されてもおかしくないコース。選手たちが口々に語る通り、高スピンのウェッジショットは高く打ち出すほど風の影響でショットの成否に関わるもの。スコアのために重要な『低く抑えた球が簡単に打てる』点に選手たちが“『SM8』との違いに一瞬で気づいた”点が興味深い。

発売予定や商品詳細は未発表の『SM9』だが、ツアー検証プロセスの初週で「横風に強い」という、スコアにおいてかなり期待大のフィードバックが早速挙がってきた。使用選手は今週の「ソニー・オープン」でも激増しているはずで、さらなるフィードバックに期待が高まる。

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