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“日本勢第6の男”石過功一郎がハワイでほろ苦プロデビュー 体感した海外選手との違いは? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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石過功一郎がハワイでプロデビュー戦を戦った

石過功一郎がハワイでプロデビュー戦を戦った(撮影:GettyImages)

ソニー・オープン・イン・ハワイ 初日◇13日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

ハワイでの米国男子ツアー今年2戦目には松山英樹ら、日本勢6人が出場。そのなかで“無名”ともいえる23歳の若者が、プロゴルファーとしての第一歩を踏み出した。米国のアリゾナ州立大ゴルフ部出身で、昨年日本のプロテストに合格したばかりの石過功一郎は、「緊張していましたね。いつも通りのショットが打てなかった」とほろ苦い1日を過ごした。

松山英樹本人が「10年間で一番いいアプローチ」と振り返ったプレーがこちら【動画】

前半の11番パー3ではティショットがハーフシャンク。さらにボギーを喫した18番パー5では、「得意」という残り90ヤードの3打目をミスでグリーン右に外した。「ピンデッドにいったらめちゃくちゃボールが滑って。アプローチが入りかけたけど、2メートル(のパーパット)を外して。『何してたんかな』と思いました」。これがプロとしてのデビュー戦。それがPGAツアーという夢舞台とあっては、なかなか普段通りに、とはいかない。

前半に3つボギーを叩いたが、後半の4番パー3では初バーディも奪った。それについて触れられると、「1個(笑)」と兵庫県出身の関西人らしく明るく笑う。ただ、それ以外はパーで耐えしのぐガマン強さも見せ、2オーバーに踏みとどまった。

目標に掲げてきた米国でのプレー。記念すべき1日を振り返ると「やっぱり楽しい」という感情が先にくる。しかし感慨に浸るだけではなく、ここを学びの場にもした。この日一緒に回ったスティーブン・ジェイガー(ドイツ)は、昨季の米下部ツアー(コーンフェリー・ツアー)賞金王。さらにジャレッド・ウルフ(米国)も13位につけた選手だ。「特にいい組み合わせやった」と、そんな2人のプレーも注視。「全然違いましたね。丁寧だけどしっかり攻める。飛距離は変わらないけど、後ろからでもピンをさしてくるし、パターも入る。もう全然ちゃうな。めちゃくちゃいい勉強になりますね」と、そのレベルを肌で感じることができたのは大きな収穫といえる。

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