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趣味の釣り道具より母の車 キャメロン・スミスの賞金の使い道 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 C・スミス -34 2 J・ラーム -33 3 M・ジョーンズ -32 4 P・キャントレー -26 5 J・トーマス -25 D・バーガー -25 C・モリカワ -25 8 K・キスナー -24 任成宰 -24 10 M・リーシュマン -23 順位の続きを見る
初戦から大物を釣り上げたキャメロン・スミス(撮影:GettyImages)
<セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 最終日◇9日◇カパルア・リゾート プランテーションC(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>
初日に首位発進を決めると、一度も首位の座を明け渡すことなく4日間をトータル34アンダーで走り抜けたキャメロン・スミス(オーストラリア)が、米ツアー4勝目を飾った。
バーディ合戦の4日間で3イーグル・31バーディ。週末の2日間は世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)とのペアリングで、壮絶な打ち合いを制した。「彼がなぜ世界1位か分かったよ。常にピンを狙ってバーディを獲ってきた」。そんな難敵を相手に史上まれに見る死闘を制したことによって、スミスにとっては大きな勝利となった。
トータル34アンダーはツアー記録を3打更新する大記録。好コンディションで各選手のスコアが伸びるなか、追いつかれまいとひたすら攻め続けた。「信じられない戦いだった。これを忘れることはないだろう」。実は目標を35アンダーに置いていたと明かし、届かなかったのは残念としたが、偉大な記録はしばらく破られることはないだろう。
ラウンド中、攻めの手を緩めなかったスミスだが、プレーの合間には太平洋を見つめ、クジラを見ていたという。ショット間はキャディとの時間でリラックス。そして「一打一打に集中した」と勝因を分析。釣り好きとしてツアーでも有名なスミスらしく、海で心を落ち着かせていた。
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