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米国女子ツアーも“46インチルール”を採用へ 使用する“カナダの妖精”の反応は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ブルック・ヘンダーソンは父子で困惑気味(撮影:GettyImages)

R&AとUSGAが22年1月1日からローカルルールとして施行された「パターを除くクラブの長さを46インチ位内に規制」、米国女子ツアーはその採用を保留していたが、3月21日の週に開幕するJTBCクラシック(米カリフォルニア州・カールスバッド)から同ルールを施行することが分かった。米ゴルフウィーク誌が伝えている。

コースとは印象がガラリ カナダの妖精のドレス姿

10月にR&AとUSGAから発表された際には採用と見られたら、反対意見があり再検討。11月のツアー最終戦、CMEグループ・ツアー選手権(11月18〜21日・フロリダ州)ではクラブテストエリアが設置、ドライバーの長さの確認が行われた。その結果46インチを超えていたのは7選手、ツアー通算10勝の“カナダの妖精”ブルック・ヘンダーソン(カナダ)もその一人。

「15歳から48インチのドライバーを使い始め、一度も戻したことはない」とヘンダーソン。長いクラブを短く持ってアグレッシブに攻めるスタイルで知られる24歳は、21年の平均飛距離は274.28ヤードでツアー7位だった。

ヘンダーソンの父でスイングコーチを務めるデーブ・ヘンダーソンは「長いクラブを振るのもの能力の1つ。ロングヒッターはツアーをさらにエキサイトにする」と規制に異論を唱えていた。ヘンダーソンは46インチドライバーでの調整を始めたが「良い感触ではない」と話し、飛距離も落としたという。

R&AとUSGAの「モデル・ローカルルール」はその採用は各ツアー、大会やアマチュア競技の主催者の選択に委ねられる。

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