56%超の砂イチを記録 “新・砂の女王”を襲名したのは…【記録&スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
新垣比菜がバンカーからの危機回避能力を見せつけた(撮影:GettyImages)
新型コロナウイルスの影響により2020-21年と2年に渡る過去最長のシーズンとなった国内女子ツアー。そんなシーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていきたい。【サンドセーブ率】
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グリーンサイドのバンカーに入ってから、2打かそれより少ない打数でカップインする率のランキングでは、1位に新垣比菜がついた。19年シーズンは42.2222%で43位と平凡な数字だったが、セーブ率14%以上アップの56.4516%で1年半におよぶロングシーズンを終えた。
バンカー数124回に対し、セーブ数は70回。2位の申ジエ(韓国)が71回中40回セーブ、3位の古江彩佳が99回中52回セーブとなっており、やはりシードを喪失した新垣の今季はピンチが多かったことも見てとれる。とはいえ、その技術で半分以上を“砂イチ”で切り抜けた技術がピカ一なのは間違いがない。試行回数を減らしたうえで、この数字をキープできれば、シード復帰も大きく近づくことになるはずだ。
2年前に1位になった柏原明日架は、今季も4位につけ変わらないバンカーでの危機回避能力を見せつけた。ジュニア時代に「泣きながら」続けてきたというバンカー練習は、苦しみながらシード死守を果たした今季も生きたということになる。
【サンドセーブ率トップ10】
1位:新垣比菜 56.4516%
2位:申ジエ 56.3380%
3位:古江彩佳 52.5253%
4位:柏原明日架 52.0270%
5位:山下美夢有 51.6129%
6位:大山志保 50.8772%
7位:稲見萌寧 50.7246%
8位:セキ・ユウティン 49.4382%
9位:高木優奈 48.9130%
10位:小祝さくら 48.7805%
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