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笹生優花が“激動の1年”を振り返り 渋野、古江の米参戦には「努力した選手が上で戦うのは普通」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

新人セミナーに出席した笹生優花 日米を股に掛けた激動のシーズンを振り返った(撮影:GettyImages)

12月13〜16日の4日間にわたり、日本女子プロゴルフ協会がルーキーらを対象にした「新人セミナー」が行われた。リモート形式で実施された講義で選手たちは、コンプライアンスや、SNSを使用するうえでの注意点など、プロゴルファーとして身につけておきたい基礎知識などを学んだ。

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そのなかには2019年のプロテスト合格組の笹生優花の姿も。これが2度目の受講となるが、「学ぶことがいろいろあって、自分のためになった。マナーやドーピング、税金についてなど勉強できました。(規定で)2回しか出られないのが残念。また出させてください(笑)」と訴えるほど、内容の濃い4日間になったようだ。

2021年は、笹生にとってまさに激動ともいえる1年になった。6月の海外メジャー「全米女子オープン」を制し、そこから主戦場を米国に移した。「いろいろな経験をして、いろいろな選手とも会話できて、いい経験を得られた。先輩選手からたくさんアドバイスをもらえて、それが印象に残ってます」。プレー中でも常に“学び”を求める笹生らしい言葉で振り返る。

来年も米国に軸足を置き戦っていくが、そこには先日の予選会(Qシリーズ)でツアーメンバー入りを果たした渋野日向子、古江彩佳の日本勢2人も加わる。「渋野さんも古江さんもすごく努力をしている選手。日本人ということは関係なく、努力した選手が上に行って戦うのは普通のこと」と、“笹生節”で歓迎の意を示した。

「今季のスタッツを見ると、セカンドショットがあまりよくなかった。今年よりいいゴルフをして、成長できるようにしたい」と、ここからしっかりと磨きあげる。とはいえ、来年1月20日からの「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で、早くも新シーズンが開幕する。「1番大事になる試合はメジャー」と、2つ目のビッグタイトル獲得も目標に、短いオフを過ごしていく。

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