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53歳のゴルフ人生は「ジェットコースター」 手嶋多一が目指す“鉄人”の道 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 A・エバンス -8 2 平田憲聖 -7 3 竹内優騎 -5 4 篠優希 -5 5 川上優大 -5 6 大内智文 -4 7 岡田絃希 -3 8 小西貴紀 -3 9 岩崎亜久竜 -3 10 尾崎慶輔 -2 順位の続きを見る

青木功会長と談笑する手嶋

青木功会長と談笑する手嶋(撮影:ALBA)

JGTOファイナルQT 最終日◇10日◇トム・ワトソンゴルフコース(宮崎県)◇6984ヤード・パー72>

「練習はしない」と笑いつつ、試合のスタート1時間前にはしっかり球を打っている。シニアとレギュラーをかけもち、休みなしでかけぬけた1年は、まるで「ジェットコースター」だった。

手嶋多一のドライバースイング

『生涯獲得賞金ランキング上位25位』の資格で参戦した今シーズン。出場資格がある国内男子の試合は、1試合を除いてすべて出た。唯一不在としたのは9月の「ANAオープン」で、その週は「日本シニアオープンゴルフ選手権」で8打差をつける圧勝。2001年の「日本オープン」と合わせて史上4人目の“ナショナルオープン”2冠という快挙だったが、そこまでは、7試合連続で予選落ちという苦しい時期も続いていた。

レギュラーの合間に、シニアを入れるハードスケジュール。「ちょっと、(試合に)出すぎましたね。脳疲労なのか、大事なところでぼーっとする」。積もる披露と戦いながら出続けたが、賞金ランクは74位。シード圏内の65位には299万円ほど届かず、来季の出場権を競う予選会(QT)にやってきたのは、27年ぶりだった。

4日間を終えて与えられた順位は29位。例年ならシーズン前半戦にはほぼ出場できる順位だが、来年はコロナ禍の入国制限でシード落ちした海外選手に、保障制度での枠が用意されるため、例年どおりの試合数は見えてこない。「チャレンジ(AbemaTVツアー)に出つつ、またここに戻ってきたい。自分ができる限りはレギュラーでやりたい」と迷わず口にした。

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