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グリーン上が生命線 青木瀬令奈は“数字大幅向上”しNo.1に【記録&スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

狙ったカップは逃さない 青木瀬令奈が部門1位に(撮影:GettyImages)

新型コロナウイルスの影響により2020-21年と2年に渡る過去最長のシーズンとなった国内女子ツアー。そんなシーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていきたい。【平均パット数(1ラウンド当たり)】

この人もパット巧者 渋野日向子のパッティング連続写真

総パット数÷総ラウンド数で割りだされる、1ラウンド当たりの平均パット数で1位に輝いたのは青木瀬令奈。出場46試合(133ラウンド)で28.4737回という記録でこの部門リーダーになった。ちなみに19年シーズンは29.3396回で12位。1ラウンドにつき1打近く減ったことになる。

パーオンホールでのパット数を見ても、1.7762回の5位と上位につける。そこを踏まえても、やはりグリーン上がスコアメークの肝だ。今季の平均が217.97ヤード(90位)と、飛距離がないのは本人も承知のうえ。そのため「ウッドをほかの選手のウェッジのように扱えないと」という意識で、弱点を補ってきた。どうしても長い番手でグリーンを狙う機会が多くなるため、グリーン上での精度が生命線になるのは必然とも言える。優勝した「宮里藍サントリーレディス」でも4日間平均28回を記録した。

2位の勝みなみ(28.6667)、3位の古江彩佳(28.8792)と、ここで上位に入った選手は、パット巧者のイメージが強い選手ばかり。さらにトップ10選手全員がシード入りを果たしており、“パット・イズ・マネー”という言葉が反映されたような結果になった。

【平均パット数(1ラウンド当たり)トップ10】
1位:青木瀬令奈 28.4737
2位:勝みなみ 28.6667
3位:古江彩佳 28.8792
4位:森田遥 28.9218
5位:鈴木愛 28.9283
6位:柏原明日架 28.9421
7位:吉田優利 28.9759
8位:西村優菜 29.1223
9位:上田桃子 29.2884
10位:田辺ひかり 29.3279

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