夢を叶えた“紙一枚”　大学3年の平田憲聖、プロの自覚が芽生える日 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 川上優大 -7 2 平田憲聖 -4 岩崎亜久竜 -4 4 山本隆大 -3 5 竹山昂成 -2 竹内優騎 -2 田村光正 -2 松田一将 -2 大内智文 -2 篠優希 -2 順位の続きを見る

大学3年生の平田が4日前にプロ転向（撮影：ALBA）

＜JGTOファイナルQT 3日目◇9日◇トム・ワトソンゴルフコース（宮崎県）◇6984ヤード・パー72＞

ファイナルQTの3日目を終えて、2位につけた大阪学院大学3年の平田憲聖。学生生活はあと1年残っているが、アマチュアの肩書きは4日前に卒業した。

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今年8月の「日本学生ゴルフ選手権」で優勝し、来年の男子ツアー出場枠をかけた予選会（QT）はセカンドステージまで免除。サードステージを通過したとき、“大学生プロゴルファー”になることを決めた。

プロ転向の手続きを行ったのは、ファイナルステージの開幕前。所定の用紙に、名前やプロ転向の日付を記入して提出すれば“プロ宣言”が完了する。「“12月6日から転向”と書いて、夢が叶ったなって思いました」と、ささやかな実感を噛みしめた。

ファイナルQTで1位になれば、来季1年間の出場権を獲得、トップ10で通過できれば、前半戦のおおよその試合に出場可能だ。加えて、プロとしての出場ならば賞金も手に入る。「賞金を頂けるという意味でも、後々転向するならこのタイミングでと思いました」と、アマチュアの頃とは違う、1打の重みも意識しはじめたところだ。