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宇津木麗華監督が、米ツアー出場を目指す渋野日向子にエール「SHIBUNOなんだ!と自分らしくやれば大丈夫」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

世界と戦ってきた女子ソフトボールの宇津木麗華監督が、ソフト出身の渋野日向子にエール(撮影:かしわだにたかし、ALBA)

「ゴルフを始めたばかり」という女子ソフトボール日本代表の宇津木麗華監督が、7日に神奈川県の厚木国際カントリー倶楽部で行われた「トラジマスターズ2022〜オールスター・コロナチャリティ」に出場。ラウンド後に米国女子ツアー最終予選会(Qシリーズ)へ出場している渋野日向子にエールを送った。

渋野日向子、ソフトボールのピッチングフォームは?【写真】

宇津木監督は現役時代、ソフトボール日本代表の主砲として活躍。シドニー五輪では銀メダル、アテネ五輪では銅メダルを獲得した。そして今年行われた東京五輪では監督として日本代表チームを率い、金メダル獲得に導いた。渋野はもともとソフトボールでピッチャーを務めていたこともあり、ソフトボールには強い思い入れがある。東京五輪で金メダルを獲得した際には「麗華さんと上野(由岐子)さんが抱き合っていたところでギャン泣きでした」と話す。

そんな宇津木監督と渋野は、19年のソフトボール日本リーグ会場で面識があり、「すごく明るくて天真らんまんな感じを受けました」と宇津木監督は印象を語る。米女子ツアー出場を目指してQシリーズを戦う渋野に対しては、「周りからいろんな声があると思うんですけど、あまり気にせずに『SHIBUNOなんだ!』という気持ちで、自分らしくやれば大丈夫。上野にもそういうアドバイスをしています。ぜひ最終予選会を通って、向こうで頑張ってほしい」とエールを送った。

実は宇津木監督、渋野がソフトボールをやっているときのピッチングとバッティング映像を見たことがあるという。「渋野さんは私と同じ右投げ左打ちで、すごくバランスがいいですね。私も左バッターで、右でゴルフをするのでよくわかります。渋野さんのバッティングもすごくきれいなフォームです。左できれいなフォームで振れれば、右もできますので」と渋野のスイングに太鼓判を押す。バッティングは左打ちで、ゴルフは右打ちのメリットは「下半身とか体の真ん中が使える」のだという。

米女子ツアーのQシリーズは先週の前半戦、今週行われる後半戦と144ホールを戦う長丁場。渋野は前半4日間を終えて24位タイにつけているが、来季、多くの試合に出場するためには20位以内が目安となる。宇津木監督も注目する渋野の後半戦は、日本時間の9日(木)午後11時14分に幕を開ける。

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