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日本勢初の偉業達成はならずも… 平均ストローク1位は難コースで強さを発揮したショットメーカー【記録&スタッツ振り返り】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

あと一歩で日本勢初の偉業も… 最強のシーズンだった(撮影:村上航)

新型コロナウイルスの影響により20-21年と2年に渡る過去最長のシーズンとなった国内女子ツアー。そんなシーズンを記録とスタッツを見ながら振り返っていきたい。今回は【平均ストローク】

稲見萌寧最大の武器・アイアンショットをコマ送りで

平均ストローク【調整値加味総ストローク数(コース所定パーが72以外の場合、パー72に換算したストローク数に調整する)÷総ラウンド数】の1位に輝いたのは、今季9勝を挙げて賞金女王に輝いた稲見萌寧。最終戦でトータル7アンダー以上を達成できず、19年の申ジエ(韓国)以来、日本勢としては初めての平均ストローク60台はならなかったが、45試合に出場して70.0514と立派な数字を残した。

難易度の高いコース、大会で好スコアをたたき出していることがこの数字につながっている。土佐CCの「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤレディス」、葛城GCの「ヤマハレディース」、小樽CCの「ニトリレディス」、そしてメジャー大会「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」。多くの選手が「難しい」という舞台でもしっかりとアンダーパーを出し、最高の成績を残してきた。特に日本女子プロの19アンダーは圧巻だ。

また、5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」ではパー72では18ホールの最小ストローク記録タイとなる「61」をマーク。伸ばしあいも良し、我慢合戦のコースでも良し。総合力からくるスキのなさが1位へと導いたと言えるだろう。

2位には稲見と最後まで賞金女王を争った古江彩佳(70.3664)、3位には小祝さくら(70.7573)。そして4位には稲見すら成しえていない歴代1位となる連続アンダーパー試合数『23』(継続中)を達成した西郷真央(70.8148)が入った。

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