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「シンゴさんはアイドル」 アジアの賞金王パグンサン、10年目の初挑戦 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 谷原秀人 -11 2 池村寛世 -10 3 宮里優作 -8 4 岩田寛 -7 星野陸也 -7 6 S・ビンセント -6 7 上井邦裕 -5 J・パグンサン -5 堀川未来夢 -5 金谷拓実 -5 順位の続きを見る

43歳で最終戦初優勝!

43歳で最終戦初優勝!(撮影:上山敬太)

ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目◇3日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

「日本に来たのは、もう10年前。やっとここに出られた」。アジアンツアーで賞金王を獲ったあと、日本に来たのは2012年。一度も賞金シードから落ちることはなかったが、最終戦の出場者に『ジュビック・パグンサン』の名前が入るのは、今年がはじめてだった。

片山晋呉のドライバースイング

アマチュア時代には、「フィリピンオープン」でプロに交じって優勝争い。プロ初シーズンの2006年には、アジアンツアーで新人賞に輝いた。11年には未勝利ながらアジアの賞金王を獲って、翌年から日本ツアーに参戦。今年まで7度の2位で“シルバーコレクター”に甘んじてきたが、「[東京五輪]()の代表選手の座も射止め、チャンピオンのひとりとして最終戦への出場を決めた。

今年の初出場者は、パグンサン以外は20代。「日本の若手選手は、本当に勢いがあって素晴らしい。年を重ねると体力はだんだん落ちてくるけど、せめて同じレベルに保てるように頑張らないと」と笑う43歳は、若手選手に負けないくらい最終戦の空気を楽しんでいる。

今年の優勝で、複数年シードも手に入れた。20代と同じように…とは言わないが、今週唯一の“先輩”を見習ってできる限り現役で戦うつもりだ。「片山晋呉さんは、私にとってアイドルみたい。年を重ねてもあれだけ素晴らしいプレーができて、こうやって戦っている」と気合いを入れる。

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