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“賞金王とマスターズ”の二兎目指す金谷拓実 「バーディばかり取る意識で」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 谷原秀人 -11 2 池村寛世 -10 3 宮里優作 -8 4 岩田寛 -7 星野陸也 -7 6 S・ビンセント -6 7 上井邦裕 -5 J・パグンサン -5 堀川未来夢 -5 金谷拓実 -5 順位の続きを見る

大まくりでの賞金王戴冠へ 金谷拓実は二兎を得るか?

大まくりでの賞金王戴冠へ 金谷拓実は二兎を得るか?(撮影:上山敬太)

ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇4日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

「この大会はいろいろなものがついてくる」。今大会開幕前日にそう話した金谷拓実。“いろいろ”とは、賞金王とワールドランキング50位以内に入ることだ。賞金ランキングは3位につけており、優勝すれば松山英樹以来、史上2人目のルーキーイヤー賞金王戴冠となる。ワールドランキングは現在54位。今大会で3位以内に入れば世界トップ50入りする見込みで、来年の「マスターズ」の切符が見えてくる。優勝することで二つの目標を叶えられる大一番だ。

金谷拓実のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】

初日は「全部ダメ」と1オーバー・21位タイと出遅れてしまった。ショットが復調した2日目に「67」をマークして首位と7打差の13位タイに浮上すると、3日目は「大事な一日」と位置付けた。

「『65』を切るようなラウンドをしたかった」。6番パー5で2メートルの下りのパットを流し込んで初バーディを奪うと、7番パー4は4メートル、8番パー3は「いいショットだった」というティショットが“OK”の距離について3連続バーディと上位を追いかけた。後半は1バーディ・1ボギーと伸ばせず、2日続けての「67」。目標スコアには及ばなかったが、トータル5アンダーまで伸ばし、首位の谷原秀人と6打差の7位タイとじわじわ差を詰め、最終日に臨みをつないだ。

ショットは“らしさ”が戻り、この日はパーオン率83.3パーセント(出場選手中4位タイ)と3日間で一番いい数字を残すなど、チャンスを作り出せている。全体的に傾斜が強く速いグリーンに、長い距離でもタッチを合わせられたり、チャンスを沈める機会が増えてきている。しかし、「ラインが読みづらいところが結構多いので、ちょっと読みミスだったりが多い」とまだ課題もある。

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