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今季シード選手も最後の正念場 新垣比菜ら復帰に前進、成田美寿々らに“黄信号” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 黄アルム -7 下川めぐみ -7 3 新垣比菜 -5 大出瑞月 -5 5 福田真未 -4 木下彩 -4 石川明日香 -4 西木裕紀子 -4 9 東浩子 -3 川岸史果 -3 順位の続きを見る

新垣比菜がレギュラー復帰に近づいた

新垣比菜がレギュラー復帰に近づいた(撮影:福田文平)

<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 3日目◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>

来年のレギュラーツアー出場権がかかった戦いも、残すところあと1日。ここで30位程度までに入れば、来季の前半戦にフル出場できることが見込まれる。そして今回のQTには、2020-21年シーズンでシードを喪失した選手も14人が参加。ここまでの3日間でレギュラー復帰に大きく近づいた選手がいる一方で、苦戦を強いられている選手もおり、その動向にも注目が集まる。

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最終日を終えトータル7アンダーのトップに立つ黄アルム(韓国)もその一人。ただアルムとペ・ヒギョン(トータル4オーバー・48位タイ)は、新型コロナウイルスの影響で試合に出場できなかった期間があることが考慮され、「入国制限保障制度」の対象になっている。これにより来季もアルムは4試合、ヒギョンは2試合に出場できることがすでに保障されており、その結果で今季の賞金もしくはメルセデス・ランキング50位以内に入った時点でシード継続、51〜55位以内でも前半戦出場権が与えられる。

続いてトータル5アンダー・3位タイにつける新垣比菜も、復帰へ大きく近づいた。「後半に入ってショットが曲がり大変でした」と言いながらも「69」でまとめ上位をキープ。ラウンド後は入念に課題を修正し、「大叩きせず、しのいでいけたらいい」と安定のラウンドで“逃げ切りたい”ところだ。

さらにトータル4アンダー・5位タイには福田真未がつける。3日目はスタートの1番ホールで、ピンから74ヤードの3打目を直接決めイーグルを奪った。これにより「波に乗れて気持ちが楽になった」と、ボギーフリーの好ラウンド。いい流れだ。9位タイのエイミー・コガも「平和に終わってるからか、あまり(ラウンドの)記憶がない(笑)。でも最後の3ホールで2つ伸ばせたことがとてもうれしい」と終盤にバーディを積み重ね、いい形で最終日に臨めそう。

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