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「必死にもがいていると、キツくなっちゃう」 24季連続シード・片山晋呉の戦いかた | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
48歳・片山晋呉が22回目の最終戦へ(撮影:鈴木祥)
<ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇1日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>
気づけば、出場選手の中では最年長。48歳で最終戦の出場を決めた片山晋呉、そのシーズンのトップ選手しか出られない最終戦に出るのは今年で22回目だ。
「45歳を過ぎてここに来るのは、大変なんだろうなって。これから、さらにそうなっていくと思いますし」。大変さが分かっているからこそ、戦いかたも心得ている。「前は出る試合で優勝を目指そうと思っていましたけど、今はコースを絞って。コンディションが難しく、技術や経験がいるとき限定。そうやっていけば、まだやれるかなって」。
今季は26試合に出場し、トップ10は5度あった。「三井住友VISA太平洋マスターズ」(20、21年大会の2度)、「中日クラウンズ」、「日本プロゴルフ選手権」、「マイナビABCチャンピオンシップ」。どれも歴史が長く、戦略性に長けたコースばかり。「必死にもがいていると、キツくなっちゃうからね」。そう語るベテランに、きっと最終戦の空気は合っている。
賞金ランク29位で本大会を迎え、賞金シードは来年も継続。24シーズン連続での賞金シード入りは、ジャンボ尾崎に次いで歴代2番目の長さだ。「50になっても、レギュラーで」。そうサラリと言ってのける48歳、若手にイスを譲る日は、まだまだ先になりそうだ。
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