「笑う門には福来る」三ヶ島かなは笑顔大作戦で初優勝なるか | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 三ヶ島かな -9 2 古江彩佳 -6 3 穴井詩 -5 小祝さくら -5 高橋彩華 -5 西郷真央 -5 7 比嘉真美子 -4 野澤真央 -4 原英莉花 -4 10 申ジエ -3 順位の続きを見る
常に笑顔を心がけて三ヶ島かなが初優勝へ逃げ切りを図る(撮影:村上航)
<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 3日目◇27日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>
古江彩佳と稲見萌寧の賞金女王争いで注目を集める最終戦。そのなかで3日目の主役に輝いたのは福岡県出身の三ヶ島かなだった。最終18番ホールこそ10メートルから3パットして唯一のボギーを叩いたが、6つのバーディを奪って「67」をマーク。2位の古江に3打差をつけてトータル9アンダー・単独トップに躍り出た。
「3日目は崩すか伸び悩むことが多いんですけど、キャディさんがずっと話しかけてくれて、落ち着いた雰囲気と気持ちで回り切れたことが一番大きいですね」とこの日のラウンドを振り返る。今週、三ヶ島のキャディを務めるのは、渋野日向子が優勝した「樋口久子 三菱電機レディス」で担いでいた佐々木裕史氏。三ヶ島とのタッグは「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」、「スタンレーレディス」に続いて3度目となる。
少し前まではパッティングで「フックだろうがスライスだろうが真っすぐだろうがとにかく引っかける」という症状に悩まされていた。「引っかけるのをわかっているから、右を向いて打ち出してアドレスもラインも狂っちゃった」が、佐々木キャディのアドバイスで、「助けてもらいました」という。しかし、「練習方法は秘密。みんな入っちゃうから」と教えてもらえず。それでも「パターが真っすぐ打てているのは大きい。しっかり芯に当てることに集中できている」とグリーン上での悩みは払拭されている。
ここまで何度か惜しい試合がありながら、優勝には手が届いていない。今年の「ヨネックスレディス」では、最終日最終組で一緒に回った笠りつ子に逃げ切られた。今週は自分がその逃げる立場になる。「本当にりつ子さんはすごい。私はしぶといパーパットを2ホール連続で入れるのは難しい。気持ちの強さというか…そこを強く持ったらいいのかなと思います。この機会に活かしたいです」と話す。
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