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「課題はショートゲーム」 木下稜介は上がり6ホールで4つ伸ばすも、優勝も賞金ランク1位返り咲きも逃す | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 C・キム -17 2 木下稜介 -16 片岡尚之 -16 4 宮里優作 -15 5 小平智 -14 S・ハン -14 星野陸也 -14 8 小斉平優和 -13 9 今平周吾 -12 小袋秀人 -12 順位の続きを見る

賞金王へもう1勝あるのみ!

賞金王へもう1勝あるのみ!(撮影:米山聡明)

ダンロップフェニックス 最終日◇22日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード・パー71>

トータル12アンダー・単独トップでスタートした木下稜介。優勝と同時に賞金ランクトップへの返り咲きを狙っていたが、2つ前の組を回っていたチャン・キム(米国)に逆転を許し、1打差で敗れた。

2勝目を逃したホストプロも、悔しそうなこの表情【大会フォト】

賞金ランク1位の座は、前週に金谷拓実に逆転された。本大会でトータル16アンダー・2位タイに入って賞金1260万円を獲得し、31位タイに終わった金谷は抜き返したが、今度は賞金ランク4位につけていたC・キムに抜かれた形だ。

開口一番「悔しいです」と吐き出した木下。最終18番パー5では2オンに成功し、10メートルのイーグルパットを決めれば、C・キムに並んでプレーオフという状況だった。「ラインを必死で読んで入れるつもりで打ったんですけど、思ったよりも最初のスピードが速くて思ったよりもスライスしなかった。カップの半分手前で入らないと思いました」。外れた瞬間に天を仰いだ。

本当に悔しい敗戦になったが収穫もある。「ショットの調子が良くないなかで2日間のプレーだったんですけど、2位タイで終われたのは自信になると思います。ショットが悪いなりにスコアを作るコツみたいなものが、自分なりに分かった気がする」。先週、先々週は43位タイ、53位タイと結果が出なかったが、今大会では初日から上位に顔を出し続け、最終日の上がり6ホールでは4つのバーディを奪う粘りも見せた。

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