初優勝への壁はジュニア時代から強い先輩 背水の陣の柏原明日架と真っ向勝負【きょうの注目組】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 原英莉花 -17 2 福田真未 -14 鈴木愛 -14 柏原明日架 -14 5 三ヶ島かな -13 6 高橋彩華 -12 7 岡山絵里 -11 木村彩子 -11 9 上田桃子 -10 西村優菜 -10 順位の続きを見る
強い先輩を乗り越えて初優勝なるか(撮影:佐々木啓)
<大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇21日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>
賞金女王争い、そしてシード争いで盛り上がる国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」もいよいよ大詰め。そんななか、首位と2打差の2位タイにつけているのがすでにシードを決めている三ヶ島かな。シードに余裕がある三ヶ島が狙うのはただ一つ。プロ入りしてから未だ届いていない初優勝だ。
その三ヶ島と2位タイに並ぶのが柏原明日架。実はこの二人、それぞれ福岡県と宮崎県出身でジュニア時代からしのぎを削ってきた仲である。
三ヶ島が中学1年生のときにはすでに出会っており、この時は三ヶ島が柏原を抑えて九州ジュニアゴルフ選手権競技(女子12〜14歳の部)で優勝した。だが、柏原はその後も大きな壁となって立ちふさがった。三ヶ島は当時を振り返り「一つ上の世代には、柏原明日架先輩ような強い方がたくさんいて…。『濃ゆいメンバーだなぁ』といつも思っていました。変な話、日本ジュニアで上位に行くより、九州ジュニアを通る方が難しいという感じでした」と語っている。
一方でその柏原は、現在の賞金ランキングは54位でメルセデス・ランキングは61位。いずれかで50位内に入らなければ、15年から守り続けたシード権を手放すことになる“崖っぷち”の状況。いつも以上に気合いを入れて最終ラウンドに挑む。
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